NHK BS1で2022年1月2日(日)12時から、「世界のドキュメンタリー / ステルス 戦闘機とレーダーの技術戦争」が放送されます。2019年にフランスで製作された番組です。番組紹介ではロッキードF-117ナイトホーク、ロッキードSR-71ブラックバードなどの画像があり、こうした航空機が紹介されます。
このうちF-117ナイトホークは初飛行の当時は詳細は明かされておらず、のちに開発、配備が明らかになった機体です。公式には2008年4月で全機退役したはずですが、2014年にネバダ州のトノパ・テストレンジ(TTR)で飛行したと伝えられていました。さらに、2021年にアメリカ空軍は耐空性を維持しながら保管し、一部の任務で飛行していることを公式に認めました。2021年は、F-15との訓練でF-117ナイトホークがアグレッサーを務め、現在も重要な任務を果たしています。
このほか、番組ではアメリカ空軍の高高度偵察機U-2ドラゴンレディと、それを新型ミサイルで撃墜したソ連の冷戦時代、全翼機のノースロップ・グラマンB-2スピリットも取り上げます。いずれも技術開発の視点で番組を構成しています。