アシアナ航空、3月からA380運航再開 ロサンゼルスとフランクフルト線

アシアナ航空は2022年3月27日(日)から、エアバスA380型を定期便運航に戻す計画です。同日からソウル・仁川国際空港を発着するロサンゼルス、フランクフルト線の2路線でデイリー運航します。スケジュールからすると、最低でも4機が運用体制に戻ります。

アシアナ航空が保有するA380は6機で、いずれも仁川で駐機、保管されています。コロナ禍を受け、2020年3月から定期便の運航には投入されていません。チャーター便としては、2020年に韓国国内、2021年には九州上空まで飛行する遊覧飛行で使用されたことがあります。

コロナ禍による旅客需要の減少で、大型のA380を保有する会社は軒並み、運航を停止していました。しかし、徐々に運航を再開する動きが出てきています。現在、A380を運航、または運航再開を予定している会社は、エミレーツ航空、中国南方航空、大韓航空、シンガポール航空、カタール航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、カンタス航空です。

■アシアナ航空のA380によるスケジュール
・ロサンゼルス線
OZ201便　ソウル 14:40 / ロサンゼルス 09:50
OZ202便　ロサンゼルス 12:10 / ソウル 17:35 (+1)
・フランクフルト線
OZ541便　ソウル 12:00 / フランクフルト 16:30
OZ542便　フランクフルト 18:30 / ソウル 11:50 (+1)