東京センチュリー傘下のACG、A220・A320neoを60機発注

東京センチュリー傘下のACG、A220・A320neoを60機発注

ニュース画像 1枚目:ACG塗装のA220、A320neo、A321XLR イメージ
© AIRBUS
ACG塗装のA220、A320neo、A321XLR イメージ

東京センチュリー傘下のアビエーション・キャピタル・グループ(ACG)とエアバスは2021年12月30日(木)、エアバスA220ファミリー20機、エアバスA320neoファミリー40機、計60機分の確定契約を締結しました。A320neoファミリーのうち、5機はA321XLRです。この60機は、2024年から2028年までに納入される予定です。

契約の機種別内訳は、A220-300型が20機、A320neo型が15機、A321neo型が20機、A321XLR型が5機です。ACGは今回の発注でLCCの成⾧など短・中距離路線の増加が見込まれ、その際にはナローボディ機が採用される可能性が高く、顧客需要への対応、燃費効率の高い次世代機への更新を推進する取り組みとして発注を決定しました。

A220は、大型ナローボディ機とリージョナルジェット機の中間に位置する100席から150席を搭載できる機体で、前世代の機材より消費燃料25%削減、運航コストに優れ、短い滑走路でも離陸可能なことが特徴です。A320neoファミリーは、前世代機から消費燃料20%削減でき、多くの航空会社で採用されている最新の機種です。

なお、ACGは2021年9月末現在、リース280機、管理68機と計348機を保有・管理し、発注済みの機体数は計404機です。このうち96%はナローボディ機で、平均機齢は5.6年と若い機体を保有しています。

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