海上自衛隊は2022年1月2日(日)から1月20日(木)までの日程で、アメリカ海軍が主催する対潜戦を目的にした多国間共同訓練「シードラゴン2022」に参加しています。海自はP-1哨戒機2機と人員およそ50名を派遣しています。この「シードラゴン2022」は、固定翼哨戒機がグアム島のアンダーセン空軍基地に集結し、各国の連携や戦術技量の向上に取り組んでいます。
「シードラゴン」は、対潜戦(ASW)訓練に焦点をあてた多国籍による演習です。訓練期間の最終日には、潜水艦を敵に見立てた追跡訓練が行われています。航行する潜水艦を発見、追跡するため、参加各国が協力・交代で任務に着き、期間中に連携要領や技術的な確認を重ねています。
なお、アメリカ海軍と海自に加え、2020年はオーストラリア空軍(RAAF)、韓国海軍(ROKN)、ニュージーランド海軍(RNZN)、2021年はオーストラリア空軍(RAAF)、インド海軍(IN)、カナダ空軍(RCAF)が参加しています。