イラク航空は2022年1月7日(金)、エアバスA220-300型を初めて受領しました。ミラベル工場で製造される5機を導入する予定で、その1機目です。中東を拠点に運航する航空会社として初めてA220を運航します。機体記号(レジ)「YI-ARE」の機体は、最終組み立て工場のあるミラベルから、イギリス・マンチェスターを経由し、イラクへフェリーしています。
このA220-300は、ビジネスクラス12席、エコノミークラス120席、計132席を搭載しています。この機材の導入で、イラク航空は保有機材の更新を進めます。
イラク航空は2013年11月のドバイ・エアショーで、当時のボンバルディアとCS300を確定5機、オプション11機を契約していました。イラク航空は2013年時点と同じくボンバルディアCRJ-900型を6機保有しており、この機材の更新を進めるとみられます。