ドイツのF/A-18スパホとEA-18Gグラウラー導入、ボーイングが準備開始

ドイツのF/A-18スパホとEA-18Gグラウラー導入、ボーイングが準備開始

ニュース画像 1枚目:スーパーホーネット・ブロックIIIとグラウラーの編隊飛行
© Boeing
スーパーホーネット・ブロックIIIとグラウラーの編隊飛行

ボーイングは2022年1月12日(水)、ドイツ連邦軍へF/A-18スーパーホーネットとEA-18Gグラウラーの納入に向け、ドイツ産業会とのパートナーシップ戦略を拡大する方針を発表しました。ドイツ企業への情報提供を求め、ボーイングは入札を開始します。ドイツはトーネードの後継機としてF/A-18スーパーホーネットを30機、EA-18Gグラウラーを15機、導入するとみられます。

スーパーホーネットとグラウラーのドイツで運航体制の維持を目指し、パーツや整備とそのロジスティクス、訓練、その他関連するメンテナンスやオーバーホールなどで、ボーイングはドイツ企業の支援を受けます。さらに、グラウラーに搭載する次世代の電磁波の妨害装置を開発する機会も設けられます。

F/A-18スーパーホーネット・ブロックIIIは、ドイツの戦闘機の要件を満たし、NATOでの任務にも対応し、低価格の取得・ライフサイクルコストで提供されます。グラウラーはこうした戦闘機の技術に基づき、レーダーの妨害、通信の妨害など空対空や地対空の任務に対応する機種です。

メニューを開く