ANA・JALのアメリカ路線で一部欠航、米5Gサービス開始も大きな混乱回避へ

ANA・JALのアメリカ路線で一部欠航、米5Gサービス開始も大きな混乱回避へ

ニュース画像 1枚目:777の代わりに787へ一部で機材変更 (KKiSMさん 2018年3月10日撮影)
777の代わりに787へ一部で機材変更 (KKiSMさん 2018年3月10日撮影)

アメリカ国内で2022年1月19日(水)から、携帯電話などで使用する高速通信5Gサービス開始に伴い、アメリカ連邦航空局(FAA)はその電波が航空機の電波高度計に影響を与える可能性があると指摘し、ボーイング777型機の運航見合わせを求めています。この影響で1月18日(火)、全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)はボーイング787型へ機材変更ができない便を欠航しました。FAAは777を運航する全ての航空会社に対して運航制限を求めました。

FAAは、新たな5Gサービス開始により、悪天候時に計器着陸を利用して滑走路へ進入する際、航空機に搭載されている電波高度計に影響が及ぶ可能性があると指摘しています。一方で、こうした場合でも影響ない機種としてボーイング737、747、757、767、MD-10/-11、エアバスA310、A319、A320、A321、A330、A350の運航は、1月16日(日)時点で承認していると発表しています。これにより、45%の運航は安全性が確保されていると発表されていました。

干渉が発生すると見られているのは、5Gの中でもCバンドです。5Gサービスを提供するAT&Tとベライゾン・コミュニケーションズとアメリカ運輸省が議論し、飛行の安全性に関わる空港周辺については稼働を延期します。アメリカ・ホワイトハウスの発表によると、AT&Tとベライゾンは5G基地局の90%以上は1月19日(水)に予定通りに稼働し、空港周辺の基地局稼働を延期することで、乗客の移動、貨物機の運航は継続されると発表しています。

一部で欠航便が発生したものの、さらに大きな定期便の運航への混乱は当面、避けられると見られます。

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