自衛隊のトンガ支援、C-2も派遣 C-47J搭載した輸送艦が出港へ

自衛隊のトンガ支援、C-2も派遣 C-47J搭載した輸送艦が出港へ

ニュース画像 1枚目:アンブリー空軍基地に到着したC-2輸送機
© 統合幕僚監部
アンブリー空軍基地に到着したC-2輸送機

航空自衛隊は2022年1月20日(木)から、トンガ沖で発生した火山噴火と発生した津波による被害に対応し、国際緊急援助活動を実施しています。当初発表したC-130H輸送機2機に加え、1月22日(土)に緊急支援物資の飲用水を搭載したC-2輸送機1機を追加派遣し、さらに火山灰撤去の用具などを輸送するC-2輸送機を派遣し、計4機で支援活動を実施しています。

オーストラリアでは、ブリスベン近郊のアンブリー空軍基地を拠点に、トンガの首都に近いファアモツ国際空港へ緊急援助物資を輸送しています。先行して現地に到着していたC-130H輸送機は飲用水約3トンを搭載し、1月22日(土)にファアモツ国際空港に輸送しています。

C-130HとC-2輸送機に加え、海上自衛隊が1月24日(月)に輸送艦「おおすみ」を出港させます。この輸送艦には陸上自衛隊のCH-47Jを2機搭載。ブレードを外し、防錆用のカバーで覆い、海上輸送に対応する準備が行われ、トンガ到着後には現地で緊急支援物資の輸送に使用される予定です。また、輸送艦にはエアクッション艇(LCAC)も搭載されており、各地に点在する離島への輸送に使用される予定です。

ニュース画像 1枚目:防錆用カバーで覆われたCH-47J
© 統合幕僚監部
防錆用カバーで覆われたCH-47J
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