芙蓉総合リースは傘下のグループ企業でピーチ、全日本空輸(ANA)で使用されたエアバスA320型2機をアメリカの格安航空会社(LCC)、アレジアント・エアへリース手配を完了したと発表しました。対象の2機は、ピーチでは機体記号(レジ)「JA808P」、ANAでは「JA02VA」でそれぞれ使用されていた機体です。「JA808P」は2020年11月、「JA02VA」は2021年12月に日本国籍を離れていました。
契約は芙蓉総合リース・グループのエアクラフト・リーシング&マネジメント(ALM)が保有、アレジアント・エアにリースし、リース期間末までに一定金額で購入するオプション権が付いています。芙蓉総合リースはエアバスA320型やボーイング737型の単通路機を中心に航空機リース事業を展開しており、子会社などを通じたリース先の航空会社の移転、メンテナンス、さらに中古の航空部品販売などを手掛けています。