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ANAホールディングス、全日本空輸(ANA)は2022年2月10日(木)、それぞれ代表取締役社長の交代を臨時取締役会で決定しました。ANAホールディングスは代表取締役専務執行役員の芝田浩二氏、ANAは代表取締役専務執行役員の井上慎一氏がそれぞれ昇格します。両社とも4月1日(金)付けで新社長が就任します。
ANAホールディングスの芝田新社長は1982年4月にANA入社、営業本部、事業推進本部国際業務部などを経て、2005年にアライアンス室室長、2012年に欧州室長 兼 ロンドン支店長、その後にアジア戦略部長、グループ経営戦略室長 兼 グローバル事業開発部長など国際線を主に担当。現在は、グループ経営戦略、広報・コーポレートブランド推進、施設企画、デジタル・デザイン・ラボ、沖縄地区を担当していました。
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芝田浩二氏
ANAの井上新社長は1990年9月にANA入社、人事部、営業本部、北京支店・総務担当を経て、2008年にアジア戦略室室長、2010年12月にLCC共同事業準備室室長から2011年5月にピーチ・アビエーションのCEOを務めました。ピーチがANAだけでなく、海外企業の出資を受けながらスピード感のある成長と海外のLCCなどを参考にしながらANAとは異なるマーケティング展開などを指揮してきました。
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井上慎一氏
なお、ANAホールディングスの片野坂真哉社長は代表取締役会長に、伊東信一郎会長は特別顧問に、ANAの平子裕志社長は3月31日(木)付で退任、ANAホールディングス取締役副会長にそれぞれ就任予定します。