NHK BS世界のドキュメンタリー選「天空の脱炭素」 2/21に再放送

NHK BS世界のドキュメンタリー選「天空の脱炭素」 2/21に再放送

ニュース画像 1枚目:開発中の電気飛行機 Volocopter機
© Volocopter GmbH
開発中の電気飛行機 Volocopter機

NHK BS1で2022年2月21日(月)、BS世界のドキュメンタリー選「天空の脱炭素-航空機業界の未来-」が放送されます。ドイツで2020年に放映された番組で、原題は「The Future of Flight」です。地球温暖化への対策が求められるなか、二酸化炭素排出量を抑える電気飛行機などの開発が進むヨーロッパの動向を紹介します。コロナ禍で環境問題が意識され、改めて航空と脱炭素をつなげて身近に感じる放送になりそうです。

電気飛行機の開発では、日本航空(JAL)が協力、日本でも展開が計画されている「空飛ぶクルマ」を開発するVolocopter(ボロコプター)が紹介されます。さらに2020〜21年にかけて、多くの現実的な電気飛行機が登場してきましたが、開発されても長距離は現実的ではありません。番組では長距離飛行の動力源として期待される水素と酸素を燃料とする小型試作機の飛行も取り上げます。

飛行機を使った旅行では、航空機が排出する二酸化炭素を意識する社会になりつつあります。特に、「飛び恥」の言葉は世界的に広がり、意識されるようになっています。旅客機の世界2大メーカーの1つ、エアバスも長年、燃費向上に取り組んできていますが、電気や水素を活用した飛行機の開発も進んでいます。

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