陸上自衛隊とアメリカ海兵隊は2022年3月4日(金)から3月25日(金)まで、東富士演習場と沼津海浜訓練場で共同訓練を実施します。陸自V-22が初めて共同訓練に参加します。参加する海兵隊は、普天間基地所属の第265海兵隊中型ティルト・ローター機飛行隊(VMM-265)、キャンプハンセン所属の第31海兵機動展開隊(31MEU)で、沖縄県外への訓練移転でもあります。
陸自の訓練実施部隊は、水陸機動団第1水陸機動連隊基幹、第1ヘリコプター団です。陸自V-22は初めて共同訓練で、水陸機動団との連携、海兵隊のMV-22と共同訓練で運用技量を高めます。
訓練に使用される航空機は、陸自のV-22が1機、CH-47が2機、アメリカ軍はMV-22が6機程度、CH-53が2機程度です。MV-22は、訓練の機体整備を目的として厚木飛行場を使用する予定です。
なお、海兵隊の訓練移転は、沖縄の負担を軽減する取り組みです。今回でティルト・ローター機などの訓練移転は国内14回、グアムなど1回、計15回目です。