成田第3ターミナル、4月に拡張 アクセス通路短く・出発ロビー広く

成田第3ターミナル、4月に拡張 アクセス通路短く・出発ロビー広く

ニュース画像 1枚目:成田第3ターミナルの拡張
© 成田国際空港
成田第3ターミナルの拡張

成田空港の格安航空会社(LCC)向けに使用されている第3ターミナルが2022年4月5日(火)から、拡張部分の段階的な運用を開始します。出発ロビー、アクセス通路の整備が進められていました。アクセス通路は、ターミナル2との移動が直線的、距離はこれまでの500メートルから300メートルに短くなります。

整備された拡張施設のうち、出発ロビーは4月21日(木)から利用可能になります。出発ロビーそのものが広くなり、自動チェックイン機(CUSS)が36台、自動手荷物預け機(CUBD)が24台それぞれ導入され、非接触や搭乗までの空港での時間を短くするファストトラベルの取り組みが反映された導線になります。

第3ターミナルはLCC専用ターミナルとして2015年4月にオープン。利用者が順調に増加し、2017年度に当初の施設の年間取扱能力750万人を超える764万人が利用し、増築が進められてきました。2019年9月に、出発・到着の動線分離した混雑緩和の取り組みに続くLCCターミナルの改良で、年間取扱能力1,500万人に対応できる施設になります。

拡張は今後も続けられる計画で、出国手続き後エリアの商業施設の展開、第3ターミナルの自動車・バス等が到着するカーブサイドの整備が進められる予定です。

期日: 2022/04/05から
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