アメリカ海軍のF-35C、南シナ海で回収

アメリカ海軍のF-35C、南シナ海で回収

ニュース画像 1枚目:潜水作業支援船「ピカソ」に回収され、機体が包まれているF-35C
© US Navy
潜水作業支援船「ピカソ」に回収され、機体が包まれているF-35C

アメリカ海軍第7艦隊は2022年3月2日(水)、南シナ海で着艦に失敗したF-35CライトニングIIを回収したと発表しました。このF-35Cは、第2空母航空団(CVW-2)の第147戦闘攻撃飛行隊(VFA-147)「アルゴノーツ」所属機で、1月24日(月)に南シナ海を航海中の空母「USSカール・ヴィンソン(CVN-70)」甲板へ着艦を試み、南シナ海に水没していました。事故発生時の様子、南シナ海に浮かぶ様子がSNSで拡散し、話題になりました。

引き上げ作業は、水深約3,800メートルから機体を回収したもので、海中無人探査機CURV-21などを使用しました。CURV-21で水面まで引き上げ、潜水作業支援船「ピカソ」に吊り上げました。

今後、F-35Cは事故調査を進めるため、近くの軍事施設に輸送されたのち、アメリカへ送り返す輸送についても検討される予定です。

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