防衛省は2022年3月11日(金)から3月31日(木)まで、アメリカ軍再編に伴う岩国飛行場からグアムへの訓練移転を発表しました。移転する部隊は、岩国基地所属のアメリカ海軍第5空母航空団(CVW-5)で、F/A-18E/Fが16機程度、E-2D早期警戒管制機が4機程度です。嘉手納飛行場で実施予定の訓練を、グアム島のアンダーセン空軍基地に移転します。
アンダーセン空軍基地を拠点に、北マリアナ諸島のファラロン・デ・メディニラ空対地射場も使用し、戦闘機戦闘訓練や空対地射爆撃訓練を実施します。
第5空母航空団(CVW-5)のうち、岩国航空基地には固定翼機が拠点を置いています。アメリカ海軍空母「ロナルド・レーガン(CVN-76)」に搭載される部隊で、2021年10月に空母のパトロール終了に合わせ、岩国基地へ帰還していました。