カンタス航空は2022年3月15日(火)、4機目のエアバスA380型を復帰させました。カンタス航空はシドニー/ロサンゼルス線でA380による運航を再開し、これまでに3機が運航を再開しています。今回の4機目が定期便に戻ることを受け、3月27日(日)からファーストクラスのサービスを再開します。カンタス航空は、国際線の再開に合わせ、旅客が順調に戻りつつあることから、ファーストクラスのサービス再開を決定しました。
ファーストクラスのサービス再開は、コロナ禍でビジネスクラスと共同で運営していたラウンジを元に戻す対応です。対象は、シドニーとメルボルンの国際線でファーストラウンジは対象者のみで運営します。ラウンジのスパサービスなども再開します。
ファーストクラスを搭載する485席仕様のA380は、フルレイフラットベッドになるスイートルーム仕様で、コースダイニング、オーストラリア産のワインセラーなどが提供されます。
今後は、カンタス航空のA380は、シドニー/ロサンゼルス線で運航されていますが、6月からシンガポール経由のシドニー/ロンドン線も再開が予定されています。
なお、砂漠での保管から運航ラインに今回戻す機材は、「VH-OQH」です。保管中にファースト14席、ビジネス70席、プレミアムエコノミー60席、エコノミー341席の計485席に変更しています。以前はビジネス64席、プレミアムエコノミー35席でしたが、上級クラスのシートを増やしています。