朝日航洋、ドクターヘリで川崎BK117C-2型ヘリコプター導入

朝日航洋、ドクターヘリで川崎BK117C-2型ヘリコプター導入

ニュース画像 1枚目:朝日航洋に納入されたBK117C-2 イメージ
© 川崎重工業
朝日航洋に納入されたBK117C-2 イメージ

川崎重工は2022年3月9日(水)、川崎式BK117C-2型ヘリコプターを朝日航洋に納入したと発表しました。C-2型ヘリコプターとして国内47機目で、救急医療用ドクターヘリとして運用されます。BK117として、1983年に初号機納入から累計で183機となり、共同開発した当時のメッサーシュミット・ベルコウ・ブローム(MBB)、現在のエアバス・ヘリコプターズの納入分を合わせると世界1,700機超が納入されています。

BK117は、機体後部に観音開きの大きなクラムシェル・ドアを備え、担架など資機材をスムーズに搬出入できます。客室に広いスペースを確保しながらも、コンパクトな胴体、優れた安全性、機動性などが高く評価されています。国内では、ドクターヘリをはじめ、人員・物資輸送、警察、消防・防災、報道など多用途に運用されています。

ドクターヘリとして運用されるため、EMS(Emergency Medical Service)キットが搭載されます。主に医療専用床、担架、医療席、看護師席、付添人席、側壁医療機材ラック、天井や側方レール、前方医療用キャビネット、照明灯・医療用機材用の電源ユニットなどが装備されます。

朝日航洋は川崎BK117シリーズを2001年に導入をはじめ、2022年3月現在で新機材の導入で計8機となっています。

メニューを開く