JAL・丸紅導入予定のeVTOL「VX4」、発表から9カ月で1,400機超の契約

JAL・丸紅導入予定のeVTOL「VX4」、発表から9カ月で1,400機超の契約

ニュース画像 1枚目:開発中の空飛ぶクルマ eVTOL VA-X4
開発中の空飛ぶクルマ eVTOL VA-X4

航空機リース会社のアヴァロンは2022年3月29日(火)、500機を発注した電動垂直離着陸機(eVTOL)「VA-X4(VX4)」の契約を締結したと発表しました。アヴァロンは、イギリスのバーティカル・アエロスペース(Vertical Aerospace)が開発するVX4のローンチカスタマーの1社で、リース先には日本航空(JAL)も含まれます。アヴァロンは当初契約した500機の納入先を全て決定し、VX4は2021年6月から9カ月で1,400機超の契約を獲得しています。

アヴァロンが発注した500機のリース先は、JALへの100機を含め、ブラジルのゴル航空に250機、エアアジアに100機、そして今回、トルコのギョゼン・ホールディング(GÖZEN HOLDING)と100機を契約しました。アヴァロンは、エア・グリーンランドとも契約しており、契約機数を500機から550機に拡大しています。

VX4は、2021年6月にローンチカスタマーとしてアヴァロン以外に、アメリカン航空が最大350機、ヴァージン・アトランティック航空が150機を発注。このほか、イベロジェットと100機、丸紅と200機、ブリストウ・グループと50機を契約しており、2022年3月末現在で1,400機の発注を獲得しています。契約総額は54億ドル、日本円で6,585億円相当になります。

ニュース画像 1枚目:VX4の発注状況
VX4の発注状況

すでに獲得している契約により、アメリカ、イギリス、日本、ブラジル、トルコ、グリーンランド、カリブ海などで「空飛ぶクルマ」や「エアタクシー」と呼ばれる新たな移動手段が登場します。日本では、2025年日本国際博覧会(大阪万博)に向けた運航が目標となっており、関西国際空港から大阪市内を結ぶ航路の実現に向けて作業が進んでいます。航空当局からの認証取得、運航・パイロット訓練、航空交通管理、離着陸場所の地上インフラ整備、さらには地上交通との接続など、利便性の向上に向けてさまざまな側面から検討が進められています。

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