JAL、北米・東南アジア路線の便数回復へ

JAL、北米・東南アジア路線の便数回復へ

ニュース画像 1枚目:よんろくさん 2022年1月4日撮影 JA741J ボーイング777-346/ER 日本航空
© FlyTeam よんろくさん
よんろくさん 2022年1月4日撮影 JA741J ボーイング777-346/ER 日本航空

日本航空(JAL)は国際線について、2022年5月の全路線の計画を決定、減便数は3,143便で、4月の3,199便から改善します。また、6月~7月の北米・東南アジアを中心に増便する運航計画を決定しました。アメリカ路線は、貨物輸送の需要もあるものの、夏に向けて、旅客便の便数を回復基調を鮮明にする計画が打ち出されています。東南アジアでは、ベトナム、インドネシア、シンガポールなどの入国規制が緩和され、これに合わせた増便が計画されています。運航率では北米路線76%、東南アジア路線68%と、便数の回復が早い方面が国際線を引っ張る計画とみられます。

6月~7月の61日間のアメリカ路線は、計画便数1,586便のうち1,216便と、運航率は76.6%になります。3月27日~5月末までの66日間は、計画便数1,716便のうち1,064便、運航率62.0%です。6月から羽田/ニューヨーク線のJL6/JL5便が週6便から毎日運航になるほか、成田/サンフランシスコ線、羽田/ロサンゼルス線、成田/シアトル線もデイリー運航に増便されます。

6月の東南アジア路線は、計画便数1,116便のうち765便と、運航率は68.5%になります。3月27日~5月末までの66日間は、計画便数1,980便のうち918便と、運航率は46.4%で、6月の回復は力強く見えます。特にベトナム路線は、成田/ハノイ線、羽田/ホーチミン線、成田/ホーチミン線の3路線とも全てデイリー運航になります。また、成田/ジャカルタ線はJL729/JL720便はデイリー運航となり、JL725/JL726便は週3便での運航を継続します。

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