航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」は2022年4月10日(日)、新潟・上越市で開催中の「第97回高田城址公園観桜会」で展示飛行します。予行は4月9日(土)11時から、本番は4月10日(日)11時から11時20分です。観桜会での展示飛行だけに、ブルーインパルス6機が上空でそれぞれ旋回、6つの輪を重ね合わせサクラの花を描く科目「サクラ」が披露される予定です。
展示飛行で披露する曲技として、「サンライズ」「デルタ360°ターン」「スワン・ローパス」「サクラ」「キューピッドの5科目が発表されています。2015年の上越市での展示飛行では、これらの5つに加え、「ダブル・クローバー・リーフ・ターン」「ナイフエッジ・ローパス」も披露されています。今回は、発表されている5科目に加えた科目の披露も期待されます。
ブルーインパルスの展示飛行は、高田城、高田公園上空を中心として実施されます。会場は混雑が予想され、観覧場所として陸上競技場、野球場を開放し、感染拡大防止のため、広いスペースで鑑賞できます。
高田城址公園の最寄り駅は、JR高田駅です。市内には臨時駐車場が7箇所設けられ、第1・2駐車場は有料、他の5箇所は無料です。新潟市方面から高田駅へ4月9日(土)、4月10日(日)は、快速「高田お花見号」の運転も予定されています。
なお、ブルーインパルスは2015年4月に「第90回 高田城百万人観桜会」にあわせ上越市で飛行しており、今回は2回目です。今回は、上越市市制施行50周年を記念した展示飛行です。
■第97回高田城址公園観桜会 主な科目
<披露予定の科目>
サンライズ:5機、太陽の光をイメージ、扇状に広がり上昇・散開
デルタ360°ターン:6機、デルタ隊形で360度の円を描く旋回、大きくループ
スワンローパス:6機、白鳥をイメージした隊形で進入・通過
サクラ:6機、それぞれ旋回、6つの輪を重ね合わせ上空にサクラ描く
キューピッド:5・6番機が垂直に上昇、ハートを描く。ハートを4番機が「矢」で射抜く
【開花】
— 航空自衛隊 松島基地 (@matsushimabase) April 2, 2021
松島基地の桜が開花しました。
暖かな春の陽射しを浴びて、大空にも桜が開花。
今年度もよろしくお願いします。#航空自衛隊#松島基地#ブルーインパルス pic.twitter.com/GnmitDnQ4n