海外旅行動き出す!マレーシア入国全面解除、予約動向は?

海外旅行動き出す!マレーシア入国全面解除、予約動向は?

ニュース画像 1枚目:SGR RT 改さん 2022年4月2日撮影 9M-MTD エアバスA330-323X マレーシア航空
© FlyTeam SGR RT 改さん
SGR RT 改さん 2022年4月2日撮影 9M-MTD エアバスA330-323X マレーシア航空

マレーシア政府は2022年4月1日(金)から、コロナ感染拡大防止の措置として行っていた入国の制限・隔離を全面的に解除しました。マレーシアでクラスターが発生し、これを受けて2020年3月から移動制限を設け、これにより入国も原則拒否となりました。このため、日本からマレーシアへの入国者数は、2020年の4月は11人、5月は8人と驚くべき人数でした。2021年も入国制限が続き、4月は296人、5月は231人と大きく落ち込んだままでした。コロナ前の2019年には、日本からマレーシアに向かう旅行者は毎月3万人超、ピーク時は5万人超(2019年8月)で、その数字からすると航空業界への影響の大きさが浮き彫りになります。

マレーシアの入国全面解除に伴い、マレーシア航空では4月初旬現在の予約状況は成田/クアラルンプール線で前年比800%と、ほぼ旅客がなかった2021年に比べ、少しずつ動き始めています。

現在、日本とマレーシア間を結ぶ定期便は、全日空(ANA)と日本航空(JAL)、マレーシア航空の3社がそれぞれ成田/クアラルンプール線を週4往復ずつ、運航を行なっています。あわせて、マレーシア航空がクアラルンプール発関西行きの片道週3便を運航しています。5月には、マレーシア航空が成田/クアラルンプール線を増便するほか、関西/クアラルンプール線でも往復運航を予定しています。

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