JAレジ2022年3月動向、三菱航空機スペースジェットで初の抹消

JAレジ2022年3月動向、三菱航空機スペースジェットで初の抹消

ニュース画像 1枚目:初飛行時の「JA23MJ」(nagoya888さん 2016年11月22日撮影)
初飛行時の「JA23MJ」(nagoya888さん 2016年11月22日撮影)

国土交通省航空局によると、2022年3月の日本国籍の航空機登録は、新規登録4機、抹消4機、予約登録3機でした。新規登録の民間商用機は、ピーチのエアバスA320neo型2機でした。さらに抹消では、三菱航空機が開発していたスペースジェットのうち「JA23MJ」が初めて手続きが進められています。

新規登録では、ピーチが「JA207P」と「JA208P」の2機を受領しています。燃費効率が優れたCFMインターナショナル製のLEAP-1Aエンジンを搭載するA320neo型です。ピーチは2021年度に計4機を受領しています。

さらに、無人航空機の設計・開発やその空港施設・設備・運行管理などの設計、開発業務を手掛けるテララボがダイヤモンド・エアクラフトのHK36TTC-ECOスーパーディモナを登録しています。テララボで初めて日本国籍の登録機です。レジは「JA01TL」が選択されています。

■2022年3月 新規登録機
登録日レジ番号航空会社機種製造番号
3/8JA207P全日空商事スコーピオリーシング(ピーチ)A320-251N10502
3/12JA20CHクラフトマンリーシングSF25C44562
3/15JA01TLテラ・ラボHK36TTC-ECOスーパーディモナ36.583
3/29JA208P全日空商事ロータスリーシング(ピーチ)A320-251N10774
ニュース画像 1枚目:ピーチ 「JA207P」 (たっしーさん 2022年3月27日撮影)
ピーチ 「JA207P」 (たっしーさん 2022年3月27日撮影)

抹消された4機は、民間商用機が2機、三菱航空機のスペースジェットと回転翼が1機ずつでした。三菱航空機のスペースジェットは、この機種でJAレジ登録された5機のうち、初めての抹消です。抹消された「JA23MJ」は2016年11月22日(火)に初飛行した機体です。飛行特製試験とアビオニクスを主に行う試験機として製造され、初飛行は紀伊半島沖でした。この「JA23MJ」は、試験拠点のモーゼスレイクでの飛行試験に加え、パリ・エアショーでの地上展示などでも使用されました。塗装は初飛行時の三菱航空機の黒から、全日空(ANA)、そしてスペースジェットと変更されて来ました。

ニュース画像 2枚目:パリ・エアショーで披露されたANA塗装「JA23MJ」(okitamiyaさん 2017年6月22日撮影)
パリ・エアショーで披露されたANA塗装「JA23MJ」(okitamiyaさん 2017年6月22日撮影)
ニュース画像 3枚目:スペースジェット塗装が施された「JA23MJ」
スペースジェット塗装が施された「JA23MJ」

このほか、日本航空(JAL)のボーイング737-800型の「JA326J」は抹消登録後、アメリカにフェリーされました。この機体は今後、引き続き民間機として定期便に投入される予定です。また、「JA007D」は日本エアシステム(JAS)でJAレジとして登録された後、JALに移籍した機体です。プラット・アンド・ホイットニー(P&W)製PW4000エンジンを搭載したボーイング777-200型で、3月下旬にアメリカ・モハーヴェへフェリーされていました。

■2022年3月 抹消登録機
抹消日レジ番号航空会社機種抹消理由
3/1JA326JJSPC1(日本航空)737-800売却
3/17JA23MJ三菱航空機MRJ-200航空の用に供さないため
3/29JA007D日本航空777-200JET MIDWESTへ売却
3/29JA9495アンティーク/匠航空AS350B航空の用に供さない

予約登録機のうち、「JA028N」「JA029N」は、連番の場合には、中日本航空が登録したものとみられます。

■2022年3月 予約登録機
JA028N
JA029N
JA6899

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