エイブラハム・リンカーン空母打撃群・F-35C・F-2など、日本海で共同訓練

エイブラハム・リンカーン空母打撃群・F-35C・F-2など、日本海で共同訓練

ニュース画像 1枚目:日米共同訓練、日本海での編隊飛行・編隊航行
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日米共同訓練、日本海での編隊飛行・編隊航行

アメリカ海軍の「エイブラハム・リンカーン」空母打撃群とF-35Cなどによる第9空母航空団(CVW-9)、航空自衛隊のF-2戦闘機、海上自衛隊の護衛艦「いなづま(DD-105)」「こんごう(DDG-173)」が2022年4月12日(火)、日本海で共同訓練を実施しました。空母「エイブラハム・リンカーン(CVN-72)」は、北朝鮮が実施する可能性があるとされる核実験、ミサイル発射実験などに備えた日本海への展開とみられています。日本海へのアメリカ海軍の空母展開は、2017年に「ロナルド・レーガン(CVN-76)」「ニミッツ(CVN-68)」、「セオドア・ルーズベルト(CVN-71)」の空母打撃群3個が展開して以来の圧力とみられます。

共同訓練は、CVW-9のE-2D早期警戒管制機を先頭に、アメリカ海兵隊の第314海兵戦闘攻撃中隊(VMFA-314)ブラックナイツのF-35C、さらにF/A-18E/Fの計5機と空自F-2の4機が編隊飛行を実施して上空を飛行。海上では、空母「エイブラハム・リンカーン(CVN-72)」を先頭に、DD-105やDDG-173が編隊航行しました。

ニュース画像 1枚目:E-2Dを先頭に飛行するF-35C、F/A-18E/FとF-2
© 航空自衛隊
E-2Dを先頭に飛行するF-35C、F/A-18E/FとF-2

CVN-72は、2022年2月に東シナ海と西太平洋の沖縄周辺で日米共同演習「ノーブル・フュージョン2022」を実施しています。海自に加え、陸上総隊直轄の水陸機動団と第1ヘリコプター団が参加し、陸海空の連携を演習していました。

■空母「エイブラハム・リンカーン(CVN-72)」搭載のCVW-9
第14戦闘攻撃飛行隊 (VFA-14)トップハッター:F/A-18E
第41戦闘攻撃飛行隊 (VFA-41)ブラックエース:F/A-18F
第314海兵戦闘攻撃中隊(VMFA-314)ブラックナイツ:F-35C (海兵隊)
第151戦闘攻撃飛行隊 (VFA-151)ヴィジランツ:F/A-18E
第133電子攻撃飛行隊 (VAQ-133)ウィザーツ:EA-18G
第117早期警戒飛行隊 (VAW-117)ウォールバンガース:E-2D
第14ヘリコプター海上作戦飛行隊 (HSC-14) チャージャーズ:MH-60S
第71ヘリコプター海洋攻撃飛行隊 (HSM-71)ラプターズ:MH-60R

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