香港国際空港第3滑走路、飛行検査が完了

香港国際空港第3滑走路、飛行検査が完了

ニュース画像 1枚目:第3滑走路に着陸する飛行検査機
© Hong Kong International Airport
第3滑走路に着陸する飛行検査機

香港国際空港(HKIA)は2022年4月21日(木)、第3滑走路の供用開始に向けた準備が完了したことを通知しました。これを前に4月3日(日)、中国民用航空局の飛行検査機が第3滑走路に離着陸し、飛行検査の確認が実施されています。飛行検査では、セスナ560XLサイテーションXLS型、機体記号(レジ)「B-10VE」が使用されました。

香港国際空港第3滑走路は、2016年8月に着工。3本目の滑走路として空港北側を埋め立て、650ヘクタールの用地造成から開始しました。新滑走路は「07L/25R」となり、現在の「07L/25R」は中央滑走路となり「07C/25C」に変更されています。

3本目の滑走路により、香港国際空港は年間旅客数およそ1億2,000万人、年間貨物量はおよそ1,000万トンの取り扱いに対応できる容量になります。滑走路の整備に加え、ターミナル2(T2)の拡張、T2コンコースの建設、新たな自動無人運転システム、高速手荷物処理システムなどの導入も進められ、オフィスタワー、ロジスティクスセンター、アリーナなど付属施設も建設される予定です。

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