スカイチームとアエロフロートは2022年4月末、航空連合「スカイチーム」のメンバーシップについて一時的に停止することで合意したと発表しました。ワンワールドもすでにS7航空と2022年4月19日(火)付で、メンバーシップの停止で合意しています。コードシェア運航やマイル特典、ラウンジ利用などに影響が及びます。
アエロフロート運航便の搭乗で提供を受けられるアライアンス特典に一定の制限が設けられます。ただし、アエロフロートはスカイチームの商標、製品、サービスについて使用を継続します。スカイチームとアエロフロートは、顧客への影響は最小限に留めたいとコメントしています。
これを受け、アエロフロートは保有機に施した「スカイチーム」ロゴや特別塗装機はそのままに、運航を継続します。特別塗装機では、ボーイング777-300ER型の機体記号(レジ)「RA-73134」や737-800型「RA-73103」、エアバスA320型「RA-73749」「RA-73757」の4機は、スカイチーム塗装のまま運航されています。
また、ワンワールドもすでにS7航空と2022年4月19日(火)付で、メンバーシップの停止で合意しています。停止時期は未定となっています。ロシアの航空会社でアライアンスに加盟しているのは、アエロフロートとS7航空の2社で、いずれもメンバーシップの一時停止となりました。