ANA、北回りで羽田発ロンドン行き再開 ウクライナ情勢で運休の欧路線

ANA、北回りで羽田発ロンドン行き再開 ウクライナ情勢で運休の欧路線

ニュース画像 1枚目:ken_kenさん 2020年1月1日撮影 JA797A ボーイング777-381/ER 全日空
© FlyTeam ken_kenさん
ken_kenさん 2020年1月1日撮影 JA797A ボーイング777-381/ER 全日空

全日空(ANA)は2022年5月15日(日)から国際線の増便と、6月からロンドン線の再開を決定しました。5月中に成田/香港線と羽田/デリー線の増便、羽田/ホーチミン線のデイリー化、そして羽田/ホノルル線を増便します。さらに、ウクライナ情勢に関連して運休している羽田/ロンドン線を6月から再開します。日本を含め各国の出入国規制の緩和で北米・アジア路線の渡航需要の拡大への対応と、ロンドン線の運航準備が整う見通しを受けた再開です。

特に、再開する羽田/ロンドン線は、羽田発が水・金・日、ロンドン発が木・金・日の週3往復で運航します。羽田発ロンドン行きは、アラスカ方面を通過する北回りルートの直行便です。経由地で給油作業することなく、飛行時間や目的地までの到着時間の短縮が可能になり、旅客や輸送貨物の利便性につながります。ロンドン発羽田行きは中央アジアルートで運航します。なお、北回りルートは気象条件により中央アジアルートで運航する場合もあります。

ANAのヨーロッパ路線は、成田/ブリュッセル線の週2往復、羽田/フランクフルト線の週9往復、羽田/ロンドン線の週3往復、3路線で週14往復になります。ANAは国際線は出入国規制・検疫体制の状況、帰省・海外赴任などの需要動向も考慮しながら、柔軟にスケジュールを組む方針です。

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