オーストラリアでの総選挙を受け、首相に就任したアンソニー・アルバニージー労働党党首が、東京で開催される日米豪印首脳会談「クアッド」出席のため、来日します。オーストラリア空軍が運航するエアバスA330-200多目的空中給油機をベースにしたVIP仕様のKC-30A「A39-007」が日本に飛来します。このVIP機は、羽田空港に到着すると見られます。アルバニージー首相は、日本に向かう機内で、イギリスと会談した様子をTwitterで投稿しており、KC-30AのVIP機の機内の一部を伺うことができます。
This afternoon I spoke with Prime Minister @BorisJohnson, affirming the strength of Australia’s close relationship with the United Kingdom.
— Anthony Albanese (@AlboMP) May 23, 2022
We discussed our shared commitment to AUKUS and to acting on the challenge of climate change. pic.twitter.com/qmE7rvI7br
アルバニージー首相が搭乗するKC-30AのVIP機だけでなく、オーストラリア空軍はボーイング737-700型のビジネスジェット仕様の「A36-002」も日本に向けて運航している模様です。この機体は2020年10月に羽田で確認されており、約1年半ぶりの日本への飛来となります。
クアッドに出席するアメリカのバイデン大統領は5月22日(日)に横田基地へVC-25「エアフォース・ワン」で飛来。インドのモディ首相は5月23日(月)に羽田空港へインド政府専用機のボーイング777型で到着しています。オーストラリアの次期首相来日により、東京で4カ国の首脳が対面で会合を開催します。