クラファン大人気企画 本格始動!ANA整備士の作業着、生まれ変わってトートバッグに

クラファン大人気企画 本格始動!ANA整備士の作業着、生まれ変わってトートバッグに

ニュース画像 1枚目:ANA 販売するアップサイクル商品
© ANA
ANA 販売するアップサイクル商品

全日空(ANA)は2022年5月30日(月)、整備士が実際に着用した作業着を素材にしたトートバッグの販売を開始しました。サイト「ANA UP-CYCLE PROJECT SHOP」で発売。今回の商品は、トートバッグ大・小3種類、ショルダートート2種類、サコッシュ1種類、トートリュック1種類、エコバッグ大・小2種類、そしてキーホルダーです。2021年にANAのクラウドファンディングサイト「WonderFLY」を通じて試験販売し、目標40万円のところ650万円を売り上げた人気プロジェクトの本格スタートです。この販売にあわせ、アップサイクル用サイトを立ち上げ、年3回、定期的に商品を販売します。商品販売は、専用サイトに加え、ANAの訓練見学できる施設の「ANA Blue Base」や整備センター売店などでも扱います。

今回、ラインナップされた商品のうち、はじめてANAではなく、ANAグループ企業の作業着を使った紺色のオリジナルトートバッグが用意されています。ANAエアロサプライシステムの作業着を使っており、商品の試行段階でポケットのサイズから、大のサイズは断念し、小サイズでの提供になりました。今回は用意されている数が少なく、貴重なデザインと紹介されています。今後もANAのグループ企業の作業着を使った商品が登場する予定で、新商品の登場も今後の楽しみです。

販売される商品は、同じトートバッグ・大でも世界に1つしかないデザインになっています。概ねデザインは似ていますが、材料の古着の作業着は、大きさ、生地の傷み、色あせ、機能上に影響ない小さな破れ、修復痕など大量生産の商品と違い、1つとして同じものはありません。機械による加工が難しく、作業着の「解体」「型取り」「縫製」すべての工程を職人が1つずつ手作業で丁寧に仕立て、完成品になっています。

今回の本格的な販売開始は、2022年度にANAウィングフェローズ・ヴイ王子でこれまでの作業着の収集・選別・配送管理に加え、廃棄予定の作業着の収集と、継続的な製造販売体制が整ったことを受けたものです。ANAは利用者と楽しみながら、環境に配慮するSDGs活動につながるビジネスモデルを、これ以外にも展開する予定です。

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