ウクライナ難民向け物資輸送、空自KC-767を初派遣 通算5便目

ウクライナ難民向け物資輸送、空自KC-767を初派遣 通算5便目

ニュース画像 1枚目:空自 空中給油・輸送機 (レンタくんさん 2017年8月27日撮影)
© FlyTeam レンタくんさん
空自 空中給油・輸送機 (レンタくんさん 2017年8月27日撮影)

航空自衛隊のKC-767空中給油・輸送機が2022年6月1日(水)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の要請を受けたウクライナ難民向け人道救援物資の輸送協力のため小牧基地を出発しました。機番「07-3604」は、クアラルンプールを経由して、ドバイに到着しています。今後、ポーランド・ジェシュフへ物資を輸送すると見られます。UNHCRのウクライナ支援で、KC-767が使用されるのは今回が初めてで、通算は第5便です。

UNHCR支援は、国連平和維持活動(PKO)協力法に基づく「人道的な国際救援活動」で、不足が伝えられている毛布など生活用品を空自の輸送機で現地に届ける任務です。5月上旬から6月末にかけて週1便程度、UAE・ドバイのUNHCR倉庫からポーランドまたはルーマニアへ輸送しています。

■空自輸送機によるUNHCR輸送支援
第1便 18-1214 (C-2) 入間-ドバイ-ジェシュフ (5/1〜5/6)
第2便 08-1212 (C-2) 美保-ドバイ-ブカレスト (5/11〜5/15)
第3便 18-1213 (C-2) 入間-ドバイ-ジェシュフ (5/18〜5/23)
第4便 08-1212 (C-2) 美保-ドバイ-ブカレスト (5/25〜5/30)
第5便 07-3604 (KC-767) 小牧-ドバイ (6/1〜)

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