エアバスと関西3空港、水素活用の航空機運航めざし協力

エアバスと関西3空港、水素活用の航空機運航めざし協力

ニュース画像 1枚目:エアバスと関西エアポートの覚書締結
エアバスと関西エアポートの覚書締結

エアバスと関西・伊丹・神戸の関西3空港を運営する関西エアポートグループは2022年6月10日(金)、水素を動力とする航空機の運航実現に向けて協働する覚書を締結したと発表しました。両者は今後、航空機の水素利用に必要な政策提言、課題取り組みに向けたロードマップを共同で作成します。エアバスは、航空機の特性、航空機のエネルギー使用量、水素燃料の地上作業に関する情報を提供します。関西エアポートは、水素燃料航空機の導入に向けて、空港で必要とされるインフラ整備のための検討を行います。

エアバスは水素燃焼エンジンの実用化に取り組むプログラム「ZEROeデモンストレーター」でA380を活用した試験を開始しているほか、水素利用時の主翼開発、新たな機種の開発など、研究・開発に取り組んでいます。

関西エアポートが運営する関西国際空港は、2015年2月に大規模水素ステーションを2期空港島内に設置されています。燃料電池自動車(FCV)への水素充てんを行い、伊丹空港と関空を結ぶリムジンバス、関空内の循環バスで使用。さらに、関西3空港で2030年度までに温室効果ガス排出量を40%削減、2050年度までに実質ゼロとする長期目標を掲げ、水素の活用を含め、環境負荷を低減する活動を実施しています。

両社は航空機製造、空港とそれぞれの専門分野の知見を生かし、水素が持つポテンシャルの活用機会を明確にし、航空業界の脱炭素化に取り組みます。なお、エアバスは4月、川崎重工と航空機への水素の利用促進調査での協力を発表し、日本での水素の生産、空港への輸送、航空機への補給などに取り組んでいます。

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