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パラレル・リアリティで自分だけのフライト情報のみ表示
デルタ航空はデトロイト・メトロポリタン空港で2022年6月29日(水)から、新たなスクリーン「PARALLEL REALITY(パラレル・リアリティ)」ベータ版の試験運用を開始します。デトロイト空港を出発する便を予約した旅客は、パラレル・リアリティのディスプレイを体験できます。搭乗券をスキャンすれば、体験に参加でき、利用者がデジタルスクリーンの前を通り過ぎるとき、旅客に合わせた言語でメッセージが表示され、搭乗ゲートへの行き方、フライト情報、搭乗時刻の変更などが表示されます。
2020年のCESで初めて公開された技術で、同時に最大100名の旅客が、それぞれの旅程にあわせたパーソナライズされた情報を1つのデジタルスクリーンで同時に見ることができます。同じデジタルスクリーンを同時に数十名が見ても、見ている人に向けたフライト情報や行先案内が表示されます。
パラレル・リアリティのスクリーンは、デトロイト空港マクナマラ・ターミナルのコンコースA、保安検査場を通過した場所に設置されます。デトロイト空港から出発する旅客が体験でき、デルタ航空へ直接、意見を述べることができます。デルタ航空は、寄せられたフィードバックを受け、他の空港にも同じ技術を導入する際に活用します。
なお、デルタ航空はデトロイト空港で、アメリカ国内線で初めて空港到着からゲートまで使えるデジタルIDを導入し、顔認証技術、パスポート番号、TSAプレチェックまたはグローバルエントリー会員資格を使い、空港内をシームレスに移動できるようになりました。デジタルID技術は、アトランタ、ロサンゼルス、ニューヨーク・ラガーディアの各ターミナルにも導入されています。