日本航空(JAL)グループは、アニメの舞台をきっかけに聖地巡礼するツアー商品を地方自治体と連携して企画、販売します。第1弾ツアーは、映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のモデル地の1つ、宇部市を中心に山口県をめぐることができる商品です。宇部市で2022年7月8日(金)から開催される「まちじゅうEVANGELION第2弾」や、山口県立美術館で開催される「庵野秀明展」を訪れることができ、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」にちなんだ企画を楽しめます。ツアーで最初に訪れる山口宇部空港には、「まちじゅうEVANGELION第2弾」の期間にあわせ、出発ロビーに高さ約3メートル(m)のエヴァンゲリオン初号機フィギュアが登場します。空港内は、エヴァンゲリオンのフラッグ、大型垂れ幕での装飾、エヴァンゲリオン初号機をイメージしたライトアップが実施されます。
JALグループが販売するツアーは、「JALPAK X 庵野秀明展 X まちじゅうEVANGELION」で、航空券と宿泊施設を自由に選べます。「庵野秀明展」入館券付きコースは、JALウェブサイトからの予約のみ、購入できます。宇部市に到着すると、「まちじゅうEVANGELION第2弾」で、5月まで開催された第1弾でJR宇部新川駅などに設置されたヴァンゲリオンをデザインした駅スタンプをはじめ、地元食材を使ったエヴァンゲリオンをイメージしたメニューを提供する「まちじゅうエヴァグルメフェア」も第1弾に続き楽しむことができます。ツアー参加者には、JALと山口宇部空港、エヴァンゲリオンのキャラクターたちがコラボした期間限定のクリアファイル、バゲージタグのプレゼントが用意されています。
なお、山口県立美術館の「庵野秀明展」は、庵野監督がアマチュア時代やアニメーター時代に関わった作品のうち、「ウルトラマン」「ゴジラ」「仮面ライダー」など、日本の「アニメ」「特撮」作品の貴重な原画やミニチュア、直筆のメモやイラスト、絵コンテなど、総数1,000点超の資料が展示されます。なお、会期中の入館料は一般1,700円です。