夏休みにいかが?岐阜・宇宙博で「空とぶ船UF-XS展」

夏休みにいかが?岐阜・宇宙博で「空とぶ船UF-XS展」

ニュース画像 1枚目:宇宙博に展示されているUF-XS (WAiRさん 2021年3月1日撮影)
© FlyTeam WAiRさん
宇宙博に展示されているUF-XS (WAiRさん 2021年3月1日撮影)

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(宇宙博)で2022年7月16日(土)から10月10日(月・祝)まで、企画展「空とぶ船UF-XS展-荒波をこえる飛行艇のはじまり-」が開催されます。夏休みにあわせ、日本での飛行艇開発や発展の流れを詳しく知りたい子どもたちが理解を深められる企画です。「UF-XS実験飛行艇」は、空宙博に常設展示されている機体で、アメリカ・グラマン社のUF-1水陸両用飛行艇をベースとした実験機です。このUF-XSから、海上自衛隊がPS-1対潜飛行艇、US-1救難飛行艇として運用し、さらに現在はUS-2救難飛行艇として配備されています。戦後の日本の飛行艇開発が詳しく分かる企画展です。

企画展は、「第1章:飛行艇ってなに?」「第2章:飛行艇開発の足跡」「第3章:UF-XSの実機を見てみよう」「第4章:受け継がれたUF-XSの技術」「第5章:UF-XSとUS-1A 78号機、空宙博へ」と大きく5つのテーマで紹介されます。「水上に浮く」船と「空を飛ぶ」飛行機の2つの機能を持つ航空機開発の歴史、開発経緯、実機からその特徴を把握し、現在に受け継がれている飛行艇の技術が紹介されます。また、宇宙博へ移設される流れも詳しく知ることができます。

この企画展にあわせ、宇宙博に展示されているUF-XSの展示位置が変更され、現在より近くから見ることができるようになります。

期日: 2022/07/16 〜 2022/10/10
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