羽田/ソウル・金浦線の定期便運航が2022年6月29日、2年3カ月ぶりに再開しました。羽田空港にはアシアナ航空のOZ1085便が10時44分、大韓航空のKE707便が11時10分にそれぞれ到着しました。コロナ前は週84往復便が運航されていた利便性の高い路線の再開で、日韓の往来回復に弾みがつきそうです。両社とも日韓航空当局の合意からわずか1週間と、短期間にもかかわらず旅客が集まっており、今後の予約数も堅調に増加しているようです。
初日の搭乗客数は、アシアナ航空がエアバスA321型機で羽田着59名・羽田発33名、大韓航空がボーイング737-900型機で羽田着60名・羽田発53名でした。韓国の2社に続き、6月30日に日本航空(JAL)、7月1日に全日空(ANA)がそれぞれ、羽田/金浦線を運航再開します。
7月以降は、日を追うごとに予約数が着実に増えています。アシアナ航空も予約数を積み重ねる状況を受け、7月13日からエアバスA330-300型に大型化します。大韓航空は7月2日に100名近く、さらに7月6日にも100名超で往復を運航する見込みで、8月からボーイング777-300型に大型化する計画です。
現在、日韓4社とも週2便の運航が認められています。夏休みに向けて予約数が堅調に増加しており、8月には増便が期待されます。