航空科学博物館は、2022年8月30日(火)~10月23日(日)まで企画展示「YS-11初飛行60周年展」を開催します。戦後初の国産旅客機YS-11は、1962(昭和37)年8月30日に初飛行し、60年の節目にあたります。企画展は「体験館」で、YS-11の開発から初飛行までの歩み、量産後の活躍などが紹介されます。特に、当時の設計、技術試験や取り巻く環境について解説パネルや立体展示物などと共に、わかりやすい解説で理解を深めることができます。博物館の屋外にはYS-11試作1号機「JA8611」も展示されています。
この企画展とあわせ、「2022年度航空キッズアート展」ではYS-11に色を塗る「カラーリング部門」が設けられます。航空科学博物館のウェブサイトから、YS-11の線画をダウンロードでき、オリジナルの作品を募集しています。
なお、キッズアート展は自由絵画部門もあり、「未来の空で飛ぶひこうき」をテーマに、未来にあるかもしれない飛行機や夢の中で乗った航空機など、オリジナルひこうきを描く部門もあります。いずれも募集締め切りは郵送、博物館へ届ける場合とも9月30日(金)です。
YS-11の初飛行60周年をテーマに、あいち航空ミュージアムでも7月23日(土)から8月31日(水)まで企画展が開催されます。