ルフトハンザ、7/27のフランクフルト・ミュンヘン発着はほぼ全便欠航 ストライキで

ルフトハンザ、7/27のフランクフルト・ミュンヘン発着はほぼ全便欠航 ストライキで

ニュース画像 1枚目:羽田/フランクフルト線で使用されている747-8 (@RIKUさん 2022年6月5日撮影)
© FlyTeam @RIKUさん
羽田/フランクフルト線で使用されている747-8 (@RIKUさん 2022年6月5日撮影)

ルフトハンザドイツ航空は、ドイツ時間で2022年7月26日(火)から7月27日(水)にかけて、ストライキの影響で計1,023便を欠航しました。約134,000人の旅客に影響が及ぶ予想です。特に7月27日(水)は、フランクフルトで646便とミュンヘンで330便、計976便を欠航。2空港を発着するほぼすべてのルフトハンザ便がキャンセルされました。ストライキの影響は7月28日(木)、7月29日(金)にも一部で残る見込みです。

日本路線では、ルフトハンザは羽田にフランクフルト、ミュンヘン線の2路線を運航しています。このうち、ミュンヘン線は影響はありません。フランクフルト線は7月26日(火)の現地発は7月27日(水)に羽田に到着しましたが、復路は24時間遅れで運航する予定です。

今回のストライキは地上スタッフが月350ユーロの賃上げを要求しています。一方で、経営側は7月1日現在、月額150ユーロの基本給の増加、2023年1月1日に月額100ユーロの昇給予定を提示していると明らかにしています。ストライキの背景には、地上スタッフの人手不足、高いインフレ、コロナ禍での賃上げ凍結で過重労働があり、労働・経営側の妥結に賃金以外の隔たりがありそうです。

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