航空自衛隊F-2戦闘機、豪演習「ピッチ・ブラック」に初参加

航空自衛隊F-2戦闘機、豪演習「ピッチ・ブラック」に初参加

ニュース画像 1枚目:allnipponairwaysさん 2014年9月7日撮影 03-8555 三菱 F-2A 航空自衛隊
© FlyTeam allnipponairwaysさん
allnipponairwaysさん 2014年9月7日撮影 03-8555 三菱 F-2A 航空自衛隊

航空自衛隊は、オーストラリア空軍(RAAF)が主催する合同軍事演習「ピッチ・ブラック22」に参加します。派遣期間は2022年8月9日(火)から9月17日(土)、派遣部隊は百里基地の第7航空団所属のF-2A戦闘機6機、人員はおよそ150名です。F-2Aのピッチ・ブラック参加は、今回が初めてです。

RAAFは、4月にKC-30A空中給油機を小牧基地に派遣し、F-2A/Bと空中給油適合性確認試験を実施しました。F-2は、F-16と類似しているものの日本独自開発の流れを残しているため、演習「ピッチ・ブラック22」前に給油作業が確認されました。

航空自衛隊はRAAFやアメリカ空軍などの参加国と共同訓練を実施することで、戦術技量や相互運用性の向上と参加国と相互理解を深めます。

なお、「ピッチ・ブラック22」はダーウィン空軍基地を拠点に、その周辺空域で8月20日(土)~9月8日(木)に実施されます。RAAFが隔年で主催する演習で、ドイツ空軍がユーロファイター・タイフーンを派遣することを発表しています。これにあわせ、シンガポール、日本、韓国にも飛来する予定で、日の丸を塗装したタイフーンが公開されています。

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