初飛行から50年!!進化続ける戦闘機 F-15イーグル

初飛行から50年!!進化続ける戦闘機 F-15イーグル

ニュース画像 1枚目:F-15イーグルによるエレファントウォーク
© U.S. Air National Guard photo by Technical Sgt. Emily Thompson
F-15イーグルによるエレファントウォーク

ボーイングは、F-15イーグルが1972年7月27日に初飛行してからちょうど50年を祝うとともに、進化を続けているとアピールしています。F-15はマクドネル・ダグラスが開発、ボーイングに引き継がれ、アメリカをはじめ日本、イスラエル、サウジアラビア、シンガポール、韓国、カタールにも導入されています。日本で三菱重工業がライセンス生産を手がける製造分を含め、2,000機近くに達しています。

現在、製造されている最新のF-15は「F-15EXイーグルII」です。この戦闘機は、フライ・バイ・ワイヤを採用、最新のAESAレーダー、戦況把握と機体制御のセントラルコンピューター、電子戦システムのイーグルパッシブアクティブ警告・生存システム(EPAWSS)など、最先端の電子戦システムが搭載されています。

ニュース画像 1枚目:中央が最新のF-15EXイーグルII
© U.S. Air Force photo by Tech. Sgt. John Raven
中央が最新のF-15EXイーグルII

製造されているボーイングのセントルイス工場でも、デジタル設計、自動化など、近代化され、時間とコストを削減しながら品質向上に取り組んでいます。現在でも、世界で1,500機以上のF-15が現役機として運用されており、引き続き活躍が見込まれています。航空自衛隊のF-15も、スタンド・オフ・ミサイル搭載や搭載弾薬数の増加、電子戦能力の向上など近代化改修が施され、102機が2030年代にも運用される見込みです。

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