調布飛行場 初のSAFフライト、アジア航測 森林の航空計測で

調布飛行場 初のSAFフライト、アジア航測 森林の航空計測で

ニュース画像 1枚目:調布飛行場で初めてSAFを搭載したアジア航測の「JA12AJ」
© ユーグレナ
調布飛行場で初めてSAFを搭載したアジア航測の「JA12AJ」

アジア航測とユーグレナは2022年7月31日、調布飛行場で初めてバイオジェット燃料(SAF)「サステオ」を使用し、森林資源計測を行う運航を行いました。これまでにアジア航測は3月、6月にSAFフライトを行っていますが、受託業務でのSAFフライトは初になります。フライトの目的は、岩手県遠野市の森林資源計測です。

ニュース画像 1枚目:調布飛行場での給油作業の様子
© ユーグレナ
調布飛行場での給油作業の様子

ユーグレナは、定期便が発着する成田・羽田・関西などの大きな空港に限らず、地方空港にもSAFの利用を広げています。これまで、2021年6月に鹿児島(ホンダジェット・エリート)、2022年3月に静岡(フジドリームエアラインズのERJ-175型)と大阪・八尾(アジア航測のC90GTi型)、同年6月に名古屋・小牧(中日本航空のAS332L1型)で実施しています。今後も9月に離島の五島福江空港(オリエンタルエアブリッジのDHC-8-200型)で、SAFフライトを実施する予定です。

なお、今回の森林資源計測業務は、森林のレーザ計測や航空写真撮影で、樹高や樹種など森林情報を取得し、維持管理の「森林情報データベース」作成が目的です。従来のジェット燃料によるレーザ測量では、飛行による大気中へのCO2排出を増やす側面があったものの、SAF導入で削減を目指す最初の取り組みになりました。

ニュース画像 2枚目:SAF利用による森林資源計測業務のフライトと効果
© ユーグレナ
SAF利用による森林資源計測業務のフライトと効果
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