1888年創刊、世界850万人が購読する雑誌「ナショナル・ジオグラフィック」のデザインで塗装されたボーイング757-200型機「TF-LLL(機体記号)」が9月6日、新千歳空港に寄港しました。この「ナショナル・ジオグラフィック」塗装機は、24日間で世界一周する超VIPツアーに使用されるもので、その代金は、なんと1,350万円。クスコ、イースター島、インドのタージ・マハル、ヨルダンのペトラ遺跡などを、専門講師の解説付きで観光し、現地の一流ホテルに宿泊、面倒な乗り継ぎを気にすることなく専用機で世界を巡るツアーです。この機体は、アイスランド航空が保有し、通常233席のところ、ビジネスクラスのみ計80席の皮張りシートに変更されています。
現在、2022年に2回、2023年に6回、2024年に2回のツアー催行が予定されています。このうち、2023年8月4日 シアトル出発ツアーでは、京都に立ち寄る行程が含まれ、関西国際空港へこの飛行機がやってくることになりそうです。