いよいよ海外旅行が戻ってくる?!国際線 人気路線ランキング

いよいよ海外旅行が戻ってくる?!国際線 人気路線ランキング

ニュース画像 1枚目:羽田空港 イメージ
羽田空港 イメージ

いよいよ日本の水際対策も緩和され、海外旅行に行きやすくなるかもしれません。日本帰国時のコロナ陰性証明書の提出も緩和され、9月7日より海外からの入国数制限も5万人に拡大されました。また、10月以降、入国数の上限も廃止する検討が進んでいます。そろそろ海外旅行に関心を向ける方も多いのではないでしょうか?そこで、FlyTeam「航空路線・時刻表」の路線別アクセス数より、いま、どこの国・都市に興味・関心がむかっているのか、コロナ前との傾向の違いなどを紹介します。

FlyTeamでは、航空会社が運航する路線別で時刻表を提供しています。その各路線別ページへのアクセス数を、2022、2019年のそれぞれ9月1日〜15日の2週間で集計し、ランキングしました。

■全体ランキング

順位20222019
1羽田/ソウル(金浦)羽田/ソウル(金浦)
2成田/ソウル(仁川)成田/ホノルル
3羽田/バンコク(スワンナプーム)羽田/バンコク(スワンナプーム)
4関西/ソウル(仁川)成田/台北(桃園)
5成田/バンコク(スワンナプーム)羽田/台北(松山)
6羽田/シンガポール羽田/シンガポール
7羽田/ロンドン(ヒースロー)関西/台北(桃園)
8羽田/フランクフルト成田/グアム
9成田/シンガポール成田/ソウル(仁川)
10羽田/ソウル(仁川)羽田/ホノルル

コロナ陰性証明書が不要になった韓国、ワクチン接種証明書で入国可能なタイ・シンガポールが、コロナ前と同様に人気を集めているようです。また、いち早く入国制限を解除しているロンドン・フランクフルトなどは、ビジネス需要などが戻っていると考えられます。対照的に、観光目的での入国を認めていない台湾はランク外。円安や航空代金の高騰などの理由により、リゾート地のグアム・ホノルルは、観光需要が戻っていないように思われます。

次に、羽田空港、成田空港、関西空港別の人気路線は以下の通りです。

■羽田空港 ランキング

順位20222019
1ソウル(金浦)ソウル(金浦)
2バンコク(スワンナプーム)バンコク(スワンナプーム)
3シンガポール台北(松山)
4ロンドン(ヒースロー)シンガポール
5フランクフルトホノルル

羽田空港では、台北に代わり、ロンドン・フランクフルトがランクインし、入国制限の有無が大きく影響を与えているようです。

■成田空港 ランキング

順位20222019
1バンコク(スワンナプーム)台北(桃園)
2シンガポールグアム
3ホノルルソウル(仁川)
4ロサンゼルスバンコク(スワンナプーム)
5ハノイホーチミン

成田空港の2022年では、バンコク以外、すべて入れ替わっています。台北、グアムはランク外で、入国規制の緩和が早いシンガポール、ホノルル、ロサンゼルス、ハノイがランクインしています。ベトナムについては、制限なく入国が可能です。

■関西空港 ランキング

順位20222019
1ソウル(仁川)台北(桃園)
2バンコク(スワンナプーム)ソウル(仁川)
3シンガポールバンコク(スワンナプーム)
4釜山ホノルル
5ドバイ上海(浦東)

関西空港では、2022年はシンガポール、釜山、ドバイが入り、台北、ホノルル、上海がランク外に。特に注目はドバイです。早い時期から運航を再開したエミレーツを利用し、中東やその先のヨーロッパに向かう需要があると想像されます。

2022年のランキングに入った目的地のうち、イギリス、フランス、ドイツ、ベトナムは、制限なく入国が可能です。アメリカ・ハワイ、タイ、シンガポールではワクチン接種証明書、韓国ではコロナ陰性証明書で入国が可能です。

いよいよ、コロナ前のように出入国ができるように国が多くなりつつあります。年末年始・冬休み・春休みに向けて海外旅行の計画を立ててみるのはいかがでしょうか。

メニューを開く