2022年9月から10月にかけて、人気アニメキャラクターなどをあしらった特別塗装機がエアライン各社に登場しています。ピカチュウ、鬼滅の刃、TIGER & BUNNY 2(タイバニ)と言った日本のキャラクターたちが、国内線だけでなく海外の航空会社でも大活躍です。そんなこの秋デビューした特別塗装機を紹介します。
■9〜10月に登場した特別塗装機一覧特別塗装名称 | 航空会社 | 機体記号 | 機種 | 初公開 |
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ピカチュウジェットTR | スクート | 9V-OJJ | 787-9 | 9/5 |
ピカチュウジェットCI | チャイナエアライン | B-18101 | A321neo | 9/28 |
鬼滅の刃 じぇっと ‐参‐ | ANA | JA745A | 777-200 | 10/1 |
TIGER & BUNNY 2 | スターフライヤー | JA25MC | A320 | 10/1 |
ANA Green Jet | ANA | JA781A | 787-9 | 10/3 |
■2022/9/5〜 スクート「ピカチュウジェットTR」:9V-OJJ
「ピカチュウジェットTR」は、ホワイトカラーをベースに左右異なるデザインを採用。「ピカチュウ」「ピチュー」「シェイミ(スカイフォルム)」「コダック」「ラプラス」「セレビィ」「メガニウム」が楽しげに空を飛ぶ様子や、秋の木の葉などをあしらっています。
日本路線では、9月9日に成田/シンガポール線、10月3日に関西/シンガポール線で運航されました。11月に再開される新千歳線への投入も期待されます。
■2022/9/28〜 チャイナエアライン「ピカチュウジェットCI」:B-18101
「ピカチュウジェットCI」は、ブルー、ピンク、オレンジの3色をベースにした機体に「ピカチュウ」「チルット」「カビゴン」「ヤドン」「ヒメグマ」など11キャラクターを描いたのが特徴です。
10月2日に羽田/台北(松山)線で定期便の運航を開始。羽田には12月末まで毎日運航のCI221、CI220便に投入されます。
■チャイナエアライン 羽田/台北(松山) 時刻表
CI221便 羽田 14:15 / 台北(松山) 17:15
CI220便 台北(松山) 08:50 / 羽田 12:30
■2022/10/1〜 ANA「鬼滅の刃 じぇっと ‐参‐」:JA745A
「鬼滅の刃 じぇっと ‐参‐」は、アニメ「鬼滅の刃」を手がけたufotablе社描きおろしデザインを採用。「炭治郎・煉獄・天元が躍動感のある姿で描いた」という。ANAが「鬼滅の刃」とタイアップした特別塗装機は、2022年1月の「鬼滅の刃 じぇっと -壱-(JA616A:機体記号)」と、同年3月の「鬼滅の刃 じぇっと -弐-(JA608A)」に続く3機目となります。
10月16日まで、羽田発着の福岡、伊丹、新千歳線の3路線で固定運航されますが、17日から他の路線にも投入されます。なお、「鬼滅の刃 じぇっと」は3機とも国内線で運航されています。
■2022/10/1〜 スターフライヤー「TIGER & BUNNY 2」:JA25MC
「TIGER & BUNNY 2」は、機体後方にタイバニのキービジュアルである「ワイルドタイガー」と「バーナビー・ブルックスJr.」をデザインしたのが特徴。
スターフライヤーが運航する北九州、羽田に加え、関西、名古屋(中部)、山口宇部、福岡と全路線に投入されます。
■2022/10/3〜 ANA「ANA Green Jet」:JA781A
「ANA Green Jet」はサステナビリティをテーマとした特別塗装機。左側に「ANA Future Promise」のロゴと植物、右側に「SAF Flight Initiative」のロゴと水をイメージしたブルーをあしらい、「水と緑をモチーフにした」というデザインです。
10月5日から羽田/サンフランシスコ線で運航を開始し、主に国際線で使用されます。さらに、同様のデザインで国内線で運航する「JA784A」が11月に登場する予定です。
特別塗装機では、搭乗してからも楽しめるように、機内のアナウンスや放映プログラム、紙コップのデザインなど、特別なサービスが用意されています。国内旅行や海外旅行の再開に、利用してみてはいかがでしょうか。