もうすぐ激変?!国際線 長距離路線ランキング2022

もうすぐ激変?!国際線 長距離路線ランキング2022

ニュース画像 1枚目:シンガポール航空の長距離路線で使用されるA350-900ULR (撮影記録さん 2021年10月14日撮影)
© FlyTeam 撮影記録さん
シンガポール航空の長距離路線で使用されるA350-900ULR (撮影記録さん 2021年10月14日撮影)

2025年、カンタス航空がシドニー/ロンドン線を開設すると、直行便路線として最長になります。現在の最長路線は、約15,000km。新路線は、約17,000kmと大幅に距離を更新します。A350、787、開発中の777Xと、長時間・長距離飛行が可能になり、ランキングが塗り替わるかもしれません。その前に2022年10月現在のベスト5をご紹介します。

世界最長路線は、シンガポール/ニューヨーク(JFK)線、2位はシンガポール/ニューヨーク(ニューアーク)線です。2路線とも直線距離で約15,340kmで、フライト時間は約18〜19.5時間です。シンガポール航空がエアバスA350-900型機で毎日運航しています。

3位はカンタス航空のパース/ロンドン線です。ボーイング787-9型機を使い、直線距離約14,500kmを約17時間で飛行しています。オーストラリアとイギリス間を直行便で結んだ初めての路線で、2018年3月に開設され、コロナ禍により運休。カンタス航空の国際線再開にあわせ、5月に再開しています。

4位は、シンガポール航空がA350で運航するシンガポール/ロサンゼルス線で、フライト時間は約16〜17時間です。5位は、カンタス航空が787-9で運航するシドニー/ダラス線で、フライト時間は約15半〜17時間です。

■2022年10月現在の世界最長ベスト5とコロナ前の状況
順位・
見通し
路線
航空会社
コロナ前順位距離 (km)飛行時間機材
1シンガポール/ニューヨーク(JFK)
シンガポール航空
115,34818〜19.5A350-900
2シンガポール/ニューヨーク(ニューアーク)
シンガポール航空
215,34418〜19.5A350-900
3パース/ロンドン
カンタス航空
414,49916.5〜17787-9
4シンガポール/ロサンゼルス
シンガポール航空
614,11316〜17A350-900
5シドニー/ダラス
カンタス航空
813,80415.5〜17787-9
運休ドーハ/オークランド
カタール航空
314,53516.5〜18777-200
(12/1再開)ドバイ/オークランド
エミレーツ航空
514,20016〜17A380
(10/28再開)ヒューストン/シドニー
ユナイテッド航空
713,83416〜17787-9

現在、ベスト5はシンガポール航空とカンタス航空の2社でアジアとアメリカ間、オーストラリアとアメリカ・ヨーロッパ間を結んでいます。カンタス航空はシドニー/ニューヨーク線の開設も計画しており、世界最長路線の1・2位は新路線になりそうです。

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