航空データと分析ソリューションを提供するCirium(シリウム)は、2022年の定時運航率ランキングを発表しました。航空会社を評価する「メインライン(Mainline)」部門では、1位にアズール・ブラジル航空、2位に全日空(ANA)、3位に日本航空(JAL)が選ばれました。航空会社グループを評価する「ネットワーク(Network)」部門では、1位にANA、2位にJAL、3位にアズール・ブラジル航空が選ばれました。どちらの評価でも、日本の大手航空会社の2社が、トップ3にランクインしています。
■航空会社を評価する「メインライン(Mainline)」部門
ランキング | 航空会社 | 定時到着率 | 便数 |
---|---|---|---|
1位 | アズール・ブラジル航空 | 88.93% | 279,722 |
2位 | 全日空 | 88.61% | 162,370 |
3位 | 日本航空 | 88.00% | 165,981 |
4位 | ラタム・エアラインズ・チリ | 86.31% | 451,651 |
5位 | デルタ航空 | 83.63% | 1,004,684 |
6位 | アビアンカ航空 | 83.48% | 144,525 |
7位 | エミレーツ航空 | 81.30% | 137,589 |
8位 | ユナイテッド航空 | 80.46% | 789,200 |
9位 | カタール航空 | 78.32% | 152,377 |
10位 | アメリカン航空 | 78.29% | 1,076,100 |
地域別「メインライン(Mainline)」では、北米でデルタ航空、欧州でイベリア航空、ラテンアメリカでアズール・ブラジル航空、アジア太平洋でタイ・エアアジア、中東・アフリカでオマーン航空がそれぞれ第1位にランクインされています。
■航空会社グループを評価する「ネットワーク(Network)」部門
ランキング | 航空会社 | 定時到着率 | 便数 |
---|---|---|---|
1位 | 全日空 | 89.79% | 278,600 |
2位 | 日本航空 | 89.39% | 278,931 |
3位 | アズール・ブラジル航空 | 88.37% | 299,606 |
4位 | イベリア航空 | 86.80% | 153,726 |
5位 | アビアンカ航空 | 84.69% | 185,164 |
6位 | デルタ航空 | 83.95% | 1,578,954 |
7位 | ユナイテッド航空 | 81.22% | 1,457,657 |
8位 | アメリカン航空 | 80.21% | 1,999,248 |
9位 | カタール航空 | 78.23% | 153,905 |
10位 | KLMオランダ航空 | 75.89% | 214,513 |
地域別「ネットワーク(Network)」では、北米でデルタ航空、欧州でイベリア航空、ラテンアメリカでアズール・ブラジル航空、アジア太平洋で全日空、中東・アフリカでカタール航空がそれぞれ第1位にランクインされています。
世界の旅客便数は2021年に比べると26%増加し、2022年は3,100万便が運航されました。しかし2019年に比べると、現時点での2023年運航計画は19%下回っているとのことです。