米物流大手UPSは2月20日、運航中の関西/深圳線を延伸する形で北九州空港に就航しました。運航日は平日(月曜から金曜)の週5便です。初便の機材はボーイング767-300F型機「機体記号:N304UP」が使用され、到着時には消防車による放水(ウォーターキャノン)で歓迎を受けました。
UPSによると、九州には自動車や半導体関連企業が集中しており、これら企業の海外進出の更なる促進や九州の経済発展と活性化に貢献したいとしてます。この就航により、荷物を輸出したい場合の集荷締切時間が最大3.5時間延長されます。明治時代に貿易港としての地位を確立した門司港と共に、北九州の貿易拠点としての地位がさらに高まるものと期待されます。