韓国のハイ・エアは、2023年3月7日(火)にATR-72-500型機の4機目を受領したことを明らかにしました。同社の保有機は全て異なる配色のマルチカラーを採用。1号機ブルー「機体記号:HL5243」、2号機ピンク「HL5244」、3号機グリーン「HL5245」に続き、今回受領した4号機はイエロー「HL5246」です。4号機は元々、フィリピンのセブパシフィック航空で2011年から「RP-C7258」として使用されており、2018年9月ごろからフィリピンのクラーク国際空港内で保管されていた機体です。
同社はソウル・金浦空港や済州島の済州空港を拠点に、3機のATR-72-500型機を使用して韓国国内線のみに就航しています。同社のSNSによると、4号機の受領でソウル(金浦)/大邱線へ新規就航するほか、初めての国際線にも進出するとしています。2019年10月の就航当初、将来的に日本の九州地方や中国の山東地方への国際線就航を表明していたことや、SNS上で福岡県内と思われる写真を投稿していることから、近いうちに日本線へ就航する可能性があります。