日本航空協会は2023年3月25日、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館に保存・展示されている三式戦闘機二型「飛燕 (ひえん)」を重要航空遺産に認定し、同日認定証の贈呈式を行いました。「飛燕」は、1943年から1945年まで旧日本陸軍で使用された機体で、約3,000機が製造されました。展示されている飛燕2型6117号機は、第二次世界大戦後にアメリカ軍に接収。1953年に日本航空協会へ譲渡され、その後日本各地で展示されたのち、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館へ搬入。2015年から2018年に行われた文化財としての修復過程で、機体各部にオリジナルの状態を遺していることを確認。文化財的価値が高いと判断され、重要航空遺産に認定されました。
■ 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
・電車でのアクセス:名鉄各務原線の「各務原市役所前駅」から
各務原市ふれあいバス「川島線」で約15分
同「稲羽線」で約30分、徒歩で約1時間。
・駐車場:普通乗用車600台 無料
・入館料:一般 800円
高校生・60歳以上 500円
中学生以下 無料
・年間パスポート:一般 2,000円
高校生・60歳以上 1,300円
中学生以下 無料
・開館時間:平日 10:00~17:00 (最終入館は16:30)
土日祝 10:00~18:00 (最終入館は17:30)
・休館日:第一火曜日(休日の場合、翌平日)、年末年始(12月28日から1月2日)
8月の第一火曜日は開館。