2023年3月24日にソラシドエアで、羽田/長崎便の出発時にボーイング737-800型機「機体記号:JA806X」機体左翼端とタラップ車が接触するトラブルが発生。これによる修理のため、同日の5便が欠航しました。左翼端「ウィングレット」が損傷を受けた模様で、翌25日からスカイマーク社の赤いハートマークが描かれたウィングレットを装着して、運航を再開しました。ウィングレットの修理が必要となった際は、取り外して単体で修理が可能なことから、今回も交換を行うことで早急に運航を再開できた模様です。
国内の航空会社では、各社所有する航空機部品の種類がそれぞれ異なることも。緊急を要する場合には、会社間で部品を貸し借りする動きがみられます。過去にも、エアドゥの「レドーム (機首部分のお鼻)」が全日本空輸(ANA)のものに交換されるなど、わずかな短期間となるケースが多いものの、異色の「コラボ」が見られることがあります。