山口県の航空自衛隊防府北基地に展示されているF-1戦闘機256号機「機体記号:10-8256」が、現在の展示場所から基地内の別の場所へ引っ越しする様子が、同基地公式Twitterで公開されています。
2023年3月13日にF-1の“引っ越しを連想させる”投稿があった後、大型トラックに乗せられて基地内を移動するF-1の姿が紹介されていました。
皆さんこんにちは
— 航空自衛隊防府北基地 (@hofukitabase) March 13, 2023
写真の中の◻️コンクリート部分◻️に、何かがやって来ますよ何だか分かりますか
正解してもプレゼントは、ありませんごめんなさい
①ティラノサウルス ②エッフェル塔 ③三菱F-1 pic.twitter.com/XNbTHff8Lu
その後、「もう少しで目的地というところで、垂直尾翼が架空配管にぶつかりそうになり立往生です」と、アクシデントが発生したことを3月22日の投稿で明らかに。
同アカウントは、このアクシデントを逆手に取り、「①配管を外す ②垂直尾翼を外す ③離陸する」と、クイズ形式の投稿を行い、注目を集めました。いったいどうなったのかというと……正解はまさかの「③離陸する」。巨大なF-1がクレーンで吊るされるかたちで、再び空へ舞い上がった様子が公開されました。無事に目的地への旅が続けられることがわかって一安心です。基地内のどこに引っ越ししているのか、今後の投稿にも注目です。
F-1戦闘機は、三菱重工業が開発した国産ジェット戦闘機(航空自衛隊で支援戦闘機として運用)。量産1号機の初飛行は1977年で、同年より部隊配備を開始し、2006年3月に全機が退役しました。