エアバス 天津工場の最終組立ライン増設へ、中国製航空機 月産75機目指す

エアバス 天津工場の最終組立ライン増設へ、中国製航空機 月産75機目指す

ニュース画像 1枚目:天津のA320最終組立工場
© Airbus
天津のA320最終組立工場

エアバスは2023年4月6日、天津工場に2つ目のエアバスA320型機 最終組立ラインを増設することを明らかにしました。これにより、2026年までにA320ファミリーの生産数を月産で75機を目指す考えです。2008年から同社は天津工場を稼働させており、これまでに600機以上を主に中国顧客へ引き渡しています。

エアバスによると、今後20年間における世界全体での航空機需要は、約39,500機としています。このうち、中国市場では約8,420機が必要とされ、実に世界市場の20%以上を占めることになります。こうした背景から、同社の中国航空産業との連携を拡大するとしています。

同社のA320ファミリー最終組立工場は、ドイツ・ハンブルグ、フランス・トゥールーズ、アメリカ・モービル、中国・天津の4か所に所在しています。

ニュース画像 1枚目:エアバス天津工場で製造された香港航空エアバスA320-214 (B-LPN) 天津浜海国際空港 2017年8月14日撮影
© FlyTeam NIKEさん
エアバス天津工場で製造された香港航空エアバスA320-214 (B-LPN) 天津浜海国際空港 2017年8月14日撮影
ニュース画像 2枚目:エアバス天津工場で製造された吉祥航空エアバスA321neo初号機 (B-32DF)
© Airbus
エアバス天津工場で製造された吉祥航空エアバスA321neo初号機 (B-32DF)
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